隣の人事部は今?

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今年の「ビズリーチの人事川柳」の第1位は知ってます?


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いいや、知らない。


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「言われたい『入社動機は人事です』」!


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癒されるだろうねー。なかなか言われないと思うけど。


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今年もHR総研の「人事の課題とキャリアに関する調査」が出ました。


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「新卒採用・次世代リーダー育成・人事制度改定」が課題として上がり
ました。

人的資源管理の課題のトップは今年も「次世代リーダー育成」

HR総研では「人事の課題とキャリアに関する調査」を毎年行なっています。

【調査概要】
アンケート名称:【HR総研】人事の課題とキャリアに関するアンケート調査
調査主体:HR総研(ProFuture株式会社)
調査期間:2018年6月8日~6月15日
調査方法:WEBアンケート
調査対象:上場及び未上場企業の人事責任者・ご担当者
有効回答:165件
掲載URL:https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=208

 この調査では、まず「採用・人材育成・配置・人材ポートフォリオ」という「人的資源管理の軸」と、「組織・制度・仕組み・システム」という「組織管理」の2軸を設け、それぞれの「現状」と「将来(3~5年後)についての課題」は何か?を質問をしています。

1.現状の採用・人材育成・配置・人材ポートフォリオ面での課題は?

 ・「次世代リーダー育成」(61%)

 ・「新卒採用」(59%)

 ・「キャリア採用」(51%)

これら3つは順位の前後はあるものの、最近3か年変わらずトップ3をキープしているそうです。

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また「最重要課題は何か?」に関する回答でも
 
 ・「次世代リーダー育成」(24%)

 ・「新卒採用」(22%)

 ・「キャリア採用」(11%)

とやはりトップ3の項目は変わらなかったそうです。

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但し「最重要課題は何か?」について企業規模別で見てみると、
次世代リーダー育成」への関心は、従業員数301~1000名の中堅企業が最も高く、「キャリア採用」と回答した割合は企業規模が小さくなるほど大きくなっているそうです。
また フリーコメントでは、

・「教育面で確立されたものがなく、行き当たりばったりである」

・「事業構造やその展望に対しての適正人員配置にはなっていない」

などの声が上がっているそうです。
変革が当たり前の時代、各企業とも「人材の採用」と「人材の配置」が変革のための課題となる中、「次世代リーダーの育成」は人材採用後の育成」と「配置先でのリーダーシップの発揮」という点で「人材の採用」「人材の配置」という課題に大きく関係するため最重要課題になるのも頷けます。

3~5年後の人事の課題は「新卒採用」

2.今後3~5年の採用・人材育成・配置・人材ポートフォリオ面での課題は?

・「新卒採用」(44%)

・「次世代リーダー育成」(41%)

・「マネジメントスキル向上」(35%)


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企業規模別で見ると、

従業員数1001名以上の大企業は「次世代リーダー育成」の課題感が高く
従業員数301~1000名の中堅企業では「キャリア採用」「若手育成」への課題感が高かったそうです。

同じく、今後3~5年の「最重要課題」を質問したところ、

・「新卒採用」(21%)

が、2017年のトップ回答であった「次世代リーダー育成」を抜きトップとなり、「採用難はまだまだ続く」との予想を多くの企業がしていることが伺えます。

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組織管理の現状課題は「人事制度の改定」「従業員のモチベーション維持・向上」

3.現状の組織・制度・仕組み・システム面での課題は?

・「人事制度の改定」/「従業員のモチベーション維持・向上」(43%)

・「教育体系・能力開発の導入・改定」(41%)

・「評価の定着、評価者スキルの向上」(38%)

2017年の調査と同じ顔ぶれの4項目ですが、「人事制度の改定」が4位から1位になっている一方で、「長時間労働への対応」は、順位を下げているそうです。「働き方改革」の効果でしょうか?

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最重要課題に関する回答では「長時間労働への対応」は、昨年の1位から今年は5位にまで順位を下げています。最重要課題のトップは「人事制度の改定」でこれ次第で色々な施策の効果が決まってしまうところもあり最重要課題に上がっているものと思われます。

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3~5年後の課題も「人事制度の改定」が第1位

4.今後3~5年の組織・制度・仕組み・システム面での課題は?

 ・「人事制度の改定」(41%)  がトップで、

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最重要課題も同様に、

 ・「人事制度の改定」(21%)

がトップで以下、

・「組織開発・組織風土改革」(12%)

・「従業員のモチベーション維持・向上」(11%)

となっています。 

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人事制度の改定は「手段」であることは衆知のことであり、「組織風土改革」「モチベーションの向上」などの課題が人事制度改定の目的に当たるとすればこの順位も頷けると思います。

まとめ

新卒採用」「次世代リーダー育成」「人事制度の改定」が今回の調査で見えた「隣りの人事部」の認識している重要課題でした。変化が当たり前の時代を反映し、当然と言える結果かもしれません。どれも、「一筋縄」ではいかない課題ばかりですが、課題克服の先には大きな産業界の飛躍、そして新しい人事部の姿があるはずです。

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