イノベーションを喚起するファシリテーションの基本

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「研修オブザーバーを有効活用する」ー どういう意図を持って誰を呼ぶか?ー
「オブザーバーの有効活用」についてお伝えします。研修の費用対効果を上げる、受講者上司をいかに研修に巻き込むか・・・研修効果を高める一助に、このレポートを是非お役立てください。


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そろそろ会議が始まるぞ。


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また船長の一人会かあ。


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一を聞いて十を知れって。


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十を聞いても一もわからないですよ。


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「イノべーション」が叫ばれる今日この頃ですが・・・。


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故に職場での「ファシリテーション」が重要となります。





1.ファシリテーションとは

「集団による知的相互作用を促進する機能』です。 ビジネスにおける一般的なファシリテーションは「会議・ミーティング参加者がそのビジネスの目的・目標を達成するために会議・ミーティング中後に自ら行動できるように支援する」ことです。イノベーションへの創造性発揮には会議中も会議後も参加者の「自主性」が不可欠です。だから「ファシリテーション」が重要な機能となるのです。

2.ファシリテーションのポイント

①会議・ミーティングのイニシアチブをとりながらも、成果に対して参加者にの主体性を持たせるために会議・ミーティング後の活動内容は参加者に任せそこに至るまでの「プロセス」のみ舵取りします。

②客観的で納得度の高い結果を引き出すために、中立的な立場で支援します。

③ファシリテーターとはファシリテーションの役割を担う人のことです。
 協働促進者・共創支援者であり活動内容には立ち入らず、意思決定もしま
 せん。

3.管理職が「ファシリテーション」をする際の落とし穴

①管理職は統括しているビジネスの最終意思決定者であるので、「ファシリテー
 ション」という言葉を知ると管理職としてどうしても意思決定が必要な場面で
 もそれを躊躇してしまうことがあります。

②コーチングとファシリテーションの違い
 両方とも固定化された思考を打破するものですがそのアプローチ方法が異なり
 ます。会議ミーティングの最中にコーチングに入ることがあると思いますが、
 以下のことを頭に入れておくと「効果が相殺される」ことはありません。

・コーチング…自分自身の心の中を深く省みる「内省」のアプローチ。それを手
 伝うために第三者が問いかける事で本人が凝り固まった思考に気付、自ら考
 え答えを引き出していく。(対:個人)

・ファシリテーション…相互作用を活用して自分の枠を打ち破るアプローチ。他
 者とぶつかり合い、お互いの違いを知ることで自分の壁、組織の壁に気付き、
 新しい自分・組織のあり方を発見していくというのがファシリテーション。
(対:組織)

4.ファシリテーション:4つの基本スキル

①「場」を作り、「場」をつなげるデザインスキル

1)全体設計 
 何を目的に、どんな目標で、誰を招集してどう相互作用を起こすか?を図るこ
 とです。
2)プロセス設計
 どんな段取りで話し合っていくかを図ることです。
 「問題解決型プロセス」(1.あるべき姿-2.現状=3.問題、4.その原
 因、5.解決策)で話合っていくことがファシリテーターにとっても参加者に
 も理解しやすくおすすめです。

②話を受け止め、多くの意見を引き出す対人スキル
 例:傾聴、復唱、質問、非言語メッセージ(口調、態度、表情)

1)発言した人に「なぜ?」と確認せず、多くの意見を出してもらいます。
2)意見を整理するということはここではしません。
3)ファシリテーターと参加者、また参加者同士が1対1で話し合わないよう常に
 全員をよく見て全員に問いかけます。  
 例:「●●さん、どうですか?」

③かみ合わせて、整理し、収束する構造化スキル
今まで参加者から出てきた多くの意見を、論理的に論議をかみ合わせ、「問題解決型プロセス」に沿って整理します。そして解決策に収束させます。
ちなみに、かみ合わす際に知っておくと良い事が2つあります。

1)論理的とは:話の道筋がしっかりしておること、
  何を出発点にして⇒どこを通って⇒どこに到達するのか
2)論理の3点セット
  「話の前提となる知識」「根拠(理由)」「結論」

④まとめて、分かち合う合意形成スキル
 全参加者、一人ひとりに再度問題を自分事として受け止めてもらい
 その後会議・ミーティン後のアクションを具体的に決めてもらいます。
 例)「では一人一人、この後実行する事を発表してもらいます」

まとめ


①ファシリテーションにおいては「反対意見」が出てくる事を歓迎しましょう。
 ファシリテーションする側としては会議・ミーティングは穏便に進めたいとい
 う気持ちはありますが、反対意見や異なった意見が多く出たほうが各自の現状
 を知る事が出来、解決策のアイディアも増え、また参加者からの信頼も得られ
 ます。

②失敗したときこそ、参加者に助けてもらいましょう。
 ファシリテーションは、論理的に話の道筋を立てて進行しなければいけませ
 ん。仮に進行がうまくいかず、参加者の納得が今一つ得られていないと感じら
 れるときこそ「質問はないですか」と確認をとりましょう。ファシリテーター
 も一人の対等な参加者なのです。

③説得でなく、質問を投げかましょう。
ファシリテーションでは現状整理が重要です。
なぜなら「現状」と「あるべき姿」から問題が見え、解決策が見えてきます。
そのためにも「質問」を投げかけましょう。
管理職がファシリテーションを行うとついつい説得をしてしまいます
ので注意が必要です。


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