リーダーの共感力についての3つの誤解

 おすすめダウンロード資料

 

s_IMG_藤木-crop.png
船長!これ以上は神経が持ちませんよ‼

s_IMG_廣田-crop.png
どうした?藤見マネジャー⁉

s_IMG_藤木-crop.png
メンバーが私の意見を理解しようともしないで抵抗ばっかりするんですよ⁉
全員「イエスマン」だったらどんなに楽か!

s_IMG_廣田-crop.pngうん、わかるぞ~
自分なりに考え抜いたアイデアほど、
「従来の考え方にどっぷりの人」には共感されず反対もされるからな~

s_IMG_藤木-crop.png
さすが船長!
よく分かっていらっしゃる‼

s_IMG_廣田-crop.png
そういう中で、共感して「イエス」と言ってくれる部下がいたら嬉しいよな⁉

s_IMG_藤木-crop.png
おっしゃる通り!
そういうメンバーなら最高ですね‼

s_IMG_廣田-crop.png
だよな!
だから今度の新規事業に向けた戦略推進の件なんだが…

s_IMG_藤木-crop.png
いや、船長!それは無理ですよ~~~
既存事業も忙しいですし、あえて今リスクを冒す必要はないですって‼

s_IMG_廣田-crop.png
……(´-_-`)


 

s_IMG_丸山.png
リーダーシップには「共感力」が大切と昨今言われています。いろいろな解釈があるかと思いますが、要するにメンバーから如何に「イエス」が取れるリーダーか?ということでしょうか?

 

s_IMG_原田.png
違います!(笑)しかし、そのように受け止められていることが多いように思います。今回は「共感力」に対する誤解の中身を知り、そこからリーダーの持つべき「共感力」とは何かを深めていきたいと思います。


 

リーダーに不可欠な「共感力」は誤解されている


昨今、リーダーに「共感力」が必要であると言われます。しかし「共感力」という言葉は誤解されがちです。ダニエル・ゴールマンが「共感は甘ったるい関係を意味するものではない」と言ったように、リーダーに必要な共感力とはメンバーに気に入られる力ではなく、メンバーの気持ちや考え方を理解した上で創造的な決断を下せる力のことです。

 

リーダーとメンバー、1対1の関係の中で発揮される力である


「共感」という言葉は、「喜怒哀楽の共有」という意味を持っています。だから、共感力のあるリーダーとはメンバーと共に笑い、共に怒り・・・チームを盛り上げるリーダーのことだと誤解されることが多くあります。そうではなく、リーダーの目の前に、一人のメンバーがいて、そのメンバーに向かって発揮される力が共感力です。最近1on1(=1対1)ミーティングという言葉がよく聞かれるのも、このためかもしれません。

 

リーダーが共感的理解だけでなく相手の視点や立場を理解できる力のことである


目の前にいるメンバーが顧客に嫌味を言われて悲しんでいるとします。そのときリーダーが「わかる、わかる。私の時は価格でネチネチ言われてね、すごく悲しかったよ」と言っている、これは「共感力」なのでしょうか?違います。なぜなら、メンバーの体験から始まった話が、リーダー自身の体験談にすり替わってしまっているからです。そうではなく、共感力があるというのは、「悲しかったのだよね」という「相手の感情に寄り添える力(共感的理解)」が出来るということです。

また、ここも誤解されている点ですが、「共感的理解」が出来ることだけが共感力でなく、「で、どうなるのが理想だと思っているのか?」「あなた自身はどうしたいのか?」等、感情を横に置いて、相手の視点や立場を理解できる(認知的理解)のがリーダーの共感力です。

 

相手に安心感を持たせ、メンバーの力を引き出せてこそリーダーの共感力である


「悲しかったね」「価格以外のメリットを提案すれば、A社からの受注のチャンスはあると君は考えているのだね」と口に出して言えることがリーダーの共感力だという誤解があります。そうではなく、メンバー自身が、「自分の存在は認められている」という安心感が持て、「ならば思い切って意見を言ってみよう」「こんなことをしてみよう」というメンバーの持てる力を引き出せてこそ、共感力があるリーダーだと言えることを忘れないようにしたいものです。そのためには、「言葉」だけではなく「ノンバーバル(非言語)」なコミュニケーションも大切です。リーダーのメンバーと向き合っている時の態度、目つき、相槌、沈黙、リアクション・・・実はこういったものが安心感を与え、メンバーの力を引き出す共感力には不可欠です。

 おすすめダウンロード資料

関連記事