「挑戦する人材」を育てるマネジメントの役割とは?

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船長が「おまえもゴルフをやれ!」ってしつこいんですよ!
どう断ればいいですか?

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何でゴルフが嫌いなの?

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金はかかるし、土日はつぶれるし、
すぐに上手くはならないし・・・

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うん。確かに、理屈ではそうだね?

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でしょ!?

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でも、俺は、この機会に挑戦してみたら?と思うよ

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なぜですか?

s_IMG_藤木-crop.pngだって、
今までさんざん逃げ回っていたお前が、ゴルフを始めたという噂が
会社で流れれば、「あいつも変わったな」となるだろ?

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は…はい

s_IMG_藤木-crop.png今までお前のこと良く思ってなかった人も、
「一緒にやろう」と声をかけてくると思うよ?
まさに「災いを転じて福となす」だよ!

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なるほど!


 

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VUCAと言われる時代、会社も個人も未経験の課題に挑戦することを求められています。「自分には無理」と挑戦をしようとしない人に対して、マネジメントはどのような役割を果たせばよいでしょうか?


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未経験の課題に、社員が自らチャレンジするようになるのを待っていてはいけません。社員の「自己効力感」を高める支援を行うのが、マネジメントの役割です。

 

「挑戦者の育成」~「自己効力感」を高めるのがマネジメントの役割~


「自己効力感」とは、「自分にはできるという認識」のことです。

心理学者のアルバート・バンデューラが、「自己効力感が高い人ほど、より困難な目標を設定し挑戦する」という研究発表の中で使った言葉として広く知られています。

ここ数年、内閣府の『我が国と諸外国の若者の意識に関する調査』において、我が国の若者の「うまくいくか分からないことには挑戦しない」という回答が、「調査対象七か国中トップ」という状態が続き、「若者の自己効力感の低さが原因ではないか?」と懸念されています。

しかし今、「挑戦」は企業においても必須の課題で、「組織や人材の自己効力感をどう高めるのか?」は他人事ではなく、その解決は、マネジメントが果たすべき重要な役割となってきています。

 

社員の「挑戦」へのモチベーションを高める役割はマネジメントが果たすべき

私たちビジネスパーソンは、日々顧客や組織、あるいは市場から受ける多様な情報を、自分なりの解釈を加えて行動しています。そのため、同じ情報を受け取っても、それを「チャンス」と解釈する人もいれば、「ピンチ」と解釈する人もいます。挑戦すべき課題に対して「自分にはできる」と解釈して挑戦する人もいれば、「自分には無理」と解釈して挑戦しない人もいるわけです。これらの違いは、各人の社会的認知の違いが引き起こすものと考えられています。

前述の「自己効力感」は、社会的認知の中でも、「目標達成に対して自分がどのように認知しているか」という社会的認知です。この認知は、変えることが可能であり、しかも行動に直結しているため、挑戦的な目標に取り組む必要がある今のビジネス環境では、常に「自分にはできない」という解釈をする人材ではなく、「自分にはできる」という解釈をする「自己効力感」の高い人材が求められているのです。

しかし、「自己効力感」は自分自身で持つことが難しいと言われています。なぜなら、「自分にはできない」という固定観念や思い込みになっていることが多いからです。そこで、マネジメントが固定観念や思い込みを打破できるよう支援し、「挑戦」へのモチベーションを高める役割を果たすことが重要です。

 

「自己効力感」を高めるマネジメントの4つの役割

アルバート・バンデューラの研究成果をベースにして、マネジメントでどのようにすれば、組織内の自己効力感を高めていけるのか?と、その例、留意点について、以下に「4つの役割」としてまとめましたので、ご活用ください。

  1. 「小さな成果の達成」を実感させる
    どんなに挑戦的で大きな目標も、分解すれば達成可能な小さな目標に分割できます。この分割した目標を達成させるという、いわば「小さな成果の達成」を数多く経験させることが大切です。

    • 「その仕事のベテラン」に目標(仕事)を分割させる
    • 小さな成果は定量・定性化し「見える化」する
    • いきなり「そんなに高い目標で大丈夫か?」と言うと、相手にとっては「その目標は君には難しい」というメッセージになって伝わり、本人のやる気をなくすことにも繋がる可能性があるので注意する。
  2. 「等身大の人チャレンジ」を見て学ばせ、「私にもできる」というモチベーションアップにつなげる

    • 先輩社員と食事に行ける制度
    • 「目標達成者」の実践項目が誰にでもわかるようなシステムの導入
    • 成功事例発表会の開催
  3. 励まし(人は「自分に能力があること」を人から言語的に説明されると、モチベーションが上がる)

    • チャットで応援メッセージを発信させる
    • 上司部間の1on1では以下に注意させる
      ▶「叱責」ではなく「どうすればうまくいくか?」を話し合う。
      ▶「褒める」のではなく、共に喜ぶ。
      ▶「結果」ではなく「過程」を褒める。
    • 本人が「誰から言われたいか?」は重要
  4. 「自効力感」に影響を与える「心身の健康」を保たせる

    • マインドフルネスを取り入れる
    • 生活習慣の見直しをさせる
    • 寝不足や過労などの解消
    • チャレンジの前に「好きなものを食べる」「好きな音楽を聴く」等
      いわゆるゲンを担がせる
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